〜実際に探索してみる〜


探索の時に持っていると便利な物


猫が入る袋
またはキャリーケース
洗濯ネット
(暴れる猫を入れるため)
懐中電灯
(昼でも狭い所では大活躍)
迷子チラシ
(怪しまれた時もこれで会話を)
カリカリや猫缶、おもちゃ 周辺地図
(貼ったポスター位置確認)
ボールペン
(手渡しの場合、直電を書き込む)
携帯蚊取り器
(とにかく蚊に食われる)
携帯電話


これらを私はひとつの袋にまとめて入れていました。
というより、アルがいない間、この袋以外持ち出さなかったです。
いつ、どんな時に遭遇するかわからなかったので、仕事にも猫用袋を持参。

服装は汚れてもいいもの、長袖長ズボンがベスト
場所によってはマスクや軍手もあった方がいいかもしれないです。

昼間よりは夕方〜明け方に行動する猫が多いようです。
思い切って昼は聞き込み、チラシ作成&配り、
夜は捜索というパターンもありです。




探す時の注意点

他人の敷地に入る時には、必ず許可を取りましょう。
いくら大切な猫を探しているからといって、無断で入ると後々話が進めにくくなります。

中には許可してくれない方もいるかもしれません。粘り過ぎないように。
チラシを渡して「後日また伺うかもしれませんが、よろしくお願いします!」程度に。
何度も足を運び、きちんと話せばわかって下さる方がほとんどです。
常に相手の立場に立って行動する冷静さが必要です。




探す時には小さくてもいいので、名前を呼ぶ
猫の耳は意外とよく、遠くの飼い主さんの声もきちんと伝わります。
無駄じゃないか?と思わず、ゆっくり優しく、名前を呼びながら歩いてみて下さい。
最初は怖くて返事もできなかった場合でも、
何度目かで返事を返してくれる事もあります。
名前を呼ぶ→立ち止まり耳を澄ます→名前を呼ぶ
くらいの気持ちで、ゆっくりと。




「猫目線」で探す
怯えて混乱している猫は、路上でゴロゴロなんてできません。
物置の下、草むら、家と家との境目・・・
よくこんな所に入ったな!という場所にじっとしている場合が多いです。
アルの最初の隠れ場所は、高さ10センチちょっとしかない物置の下だったそうです。




餌やりさん、猫飼いさんを探す
この方たちの情報、お話ほど、勉強になるものはありません。
たとえ探している猫の情報が聞けなくても、得るものは非常に大きいです。
また、親身になって探して下さる方も多く、今回私はかなり気持ち的に助けられました。
話すうちに近所の外猫がどんな行動パターンなのかを知る事もできます。




見つかった!その場合の注意点

焦らず騒がず・・・

ここが一番難しいかもしれません。実際私は3度失敗しました。
最初は嬉しくて駆け寄り、無理やり捕まえようとしました。当然ダッシュで逃亡。
2度目は落ち着いて声をかけるものの、猫の方に余裕がなく、あっさり無視。
3度目はゆっくりと時間をかけ(1時間)、粘り強く声をかけるも、猫が諦めて去ってしまう


まず、見かけたら声をかけてみましょう。優しく、ゆっくりと。
返事を返してくれたらまずは第一関門突破です!

次に餌を置き(カリカリや猫缶を地面に少量置く)
少し離れて再び呼んでみます。
ここからが長いです。逃げてしまう場合もありますが、根気よく。

猫が近づいてきても、決して慌てずに近寄らないで下さい。
餌を食べてくれても慌てずに。もう少し自分寄りに再び餌を置きます。
これを繰り返し、手が届く所まで来たらもうすぐです。

そっと指先を猫の方へ差し出してください。
ニオイを嗅いでスリスリしたら大成功!
優しく、びっくりさせないよう、お尻の方からそぉ〜っと撫でてあげて下さいね。
あとはキャリーや洗濯ネットにそっと入れて、お家へ戻りましょう。

ここまですんなりいく猫さんは少ないかもしれません。
途中で大きな音がしたり、気が変わっていなくなってしまう事も。
そんな時でも「姿を見せてくれてありがとう!また会おうね」
と気持ちを切り替えて。
猫ちゃんだって本当はすぐに飛びつきたい。
でも、混乱してたり怖かったりするんです。



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